最終更新日 2024年11月21日 by hotelli
生まれたときにはすでに実家では犬と猫をペットとして飼っていました。
そのため物心がつくことにはペットは家族のような存在になっていて、欠かせない存在になっていました。
一緒の布団で眠っていましたし、ご飯を食べるときもいつも横に座っておねだりをしてくるので、兄弟のように育ったと言っても過言ではありません。
そのため、ペットの寿命が人間よりもとても短いことに気付いたときはとても悲しくて、愛犬や愛猫が死んだときは2週間は泣き続けていました。
いわゆるペットロス状態になってしまい、ペットのことを思い出すだけで涙がこみ上げています。
こんなに悲しい思いをするのであれば、もうペットは絶対に飼いたくないとまで思うようになりました。
実際にそれからは実家ではペットを飼わないようにしましたし、社会人になって一人暮らしを始めてからもペットを飼うことは考えもしませんでした。
しかし結婚して子供が生まれ、子供が小学生になるとペットを飼いたいと言い始めるようになりました。
友達の家では猫をかっている家が多いようで、遊びに行くたびに猫と遊んで楽しかったという話を楽しそうにしてくれます。
最初は絶対にペットは飼いたくないと思っていましたが、子どもが楽しそうな表情をしているのを見ると、親のエゴを押し付けているのかもしれないと反省するようになりました。
そこで飼うという約束はせずに、ペットショップに行くだけという約束をすることにしました。
ペットショップに行くのは久しぶりだったので、大人である自分も少しわくわくしていました。
さいきんのペットショップはとても清潔で明るく、スタッフの笑顔も明るいので快適だと感じました。
ガラスケースに入っている仔猫や子犬は沢山いましたが、どれも小さくてかわいくて、思わず笑顔になってしまいました。
その中でも、昔、実家で飼っていた柴犬にやはり目が引き付けられました。
子供も柴犬に夢中になって見ていたら、ペットショップのスタッフが抱っこをしてみますか?といって、ガラスケースから出してくれました。
実際に抱っこしてみると、懐かしいのと可愛いのと様々な気持ちが交じり合って泣いてしまいそうになりました。
子供よりも自分が柴犬を離すのが嫌だと思ってしまい、結局、その柴犬をペットとして購入することにしました。
ペットロスになることは怖いけれど、それ以外のペットと一緒に過ごした時間はとても楽しかったことを思いだしました。